「パワーストーンで霊障が起きることがある」と聞いて、不安になったことはありませんか?
本来パワーストーンは人を癒し、守ってくれる存在ですが、使い方や状態によっては悪影響を感じることもあります。
この記事では、パワーストーンの霊障とは何か、どんなときに起こりやすいのか、そして安心して使うための対処法をわかりやすく解説します。
目次
パワーストーンの霊障って本当にあるの?

パワーストーンには不思議な力があると言われており、身につけることで心を落ち着かせたり、エネルギーを整えたりする働きが期待されています。
一方で、「身につけたら体が重くなった」「頭が痛くなった」など、ネガティブな体感を“霊障”と呼ぶことがあります。
ただし、それは石そのものが悪いのではなく、エネルギーの影響や使い方に原因がある場合がほとんどです。
霊障とはエネルギーの悪影響のこと
ここでいう霊障とは、「霊的な存在に取り憑かれる」といった怖いものではなく、自分のエネルギーと石のエネルギーが合っていないことによる不調を指すケースが多いです。
たとえば:
- 石の波動が強すぎて、持ち主の体がついていかない
- ネガティブなエネルギーが石に溜まっていた
- 知らずに誰かの想念がこもった石を使っていた
こうした影響が、心や体の不調として現れることがあります。
石自体が悪いのではなく、使い方が原因になることも
大切なのは、パワーストーンに罪があるのではなく、扱い方や選び方に注意が必要だということです。
- 自分に合わない石を無理に使っている
- 購入後に浄化をしていない
- 他人から譲り受けた石に不要なエネルギーが残っていた
こうした状態で使い続けることで、違和感や不調が出ることがあります。
つまり、霊障の多くは正しい知識とケアで防ぐことができるのです。
どんなときに霊障が起きやすいの?
パワーストーンを使っていて「なんだか気分が悪い」「疲れやすくなった」と感じたことがあるなら、それはエネルギーの相性や使い方に原因があるかもしれません。
ここでは、霊障が起きやすい代表的なケースを3つ紹介します。
強すぎる石を無理に持っているとき
強いエネルギーを持つ石(例:モルダバイト、ラピスラズリなど)は、心や体がまだ受け入れる準備ができていない人には刺激が強すぎることがあります。
- 気分が落ち着かない
- 頭がボーッとする
- 睡眠の質が下がる
といった症状が出ることも。
これは霊障というより、「エネルギー酔い」に近い状態です。
負のエネルギーが溜まっているとき
パワーストーンは、持ち主を守るために周囲のネガティブな気を吸収する性質があります。
そのまま浄化せずに使い続けると、石自身が疲れてしまい、本来の力を発揮できなくなるどころか、逆に悪影響を与えることも。
- 急に石の色がくすむ
- 持っていると重たく感じる
- なんとなく気が滅入る
そんなときは、エネルギーが滞っているサインかもしれません。
借りた石や拾った石を使っているとき
他人が使っていた石や、道端で拾ったパワーストーンには、持ち主の想いやエネルギーが残っていることがあります。
特に誰が持っていたかわからない石には、
- ネガティブな感情
- 過去のトラウマや念
- 体調不良のエネルギー
などが染み込んでいることも。
この場合は、十分な浄化を行うか、使用を控える判断も必要です。
パワーストーンの霊障を防ぐ方法
パワーストーンとの付き合い方を少し意識するだけで、霊障やエネルギーの不調を防ぐことができます。
ここでは、誰でも簡単にできる3つの予防法をご紹介します。
自分に合った石を選ぶ
霊障を防ぐためには、まず**“自分に合った石”を選ぶことが一番大切**です。
効果や見た目だけで選ぶのではなく、次のような感覚を大切にしてみてください。
- 見た瞬間になぜか惹かれた
- 手に取ると安心する、落ち着く
- 不思議と視線が離れなかった
これらは石との相性が良いサインです。逆に、いくら評判が良くてもピンとこない石は、無理に選ばないことをおすすめします。
購入後は必ず浄化する
パワーストーンは採掘・加工・流通の過程で、多くの人の手を渡っています。
そのため、購入後はまず「リセットの意味での浄化」を行うことがとても重要です。
浄化方法の例:
- ホワイトセージの煙でいぶす
- 水晶クラスターの上に置く
- 月の光に当てる(月光浴)
石の種類によって適した浄化方法は異なるので、購入時に確認すると安心です。
身につける時間やタイミングを工夫する
どんなに相性のいい石でも、ずっと身につけっぱなしにするのはNG。
特に強いエネルギーを持つ石は、長時間つけていると疲れを感じることもあります。
- 睡眠時やお風呂では外す
- 気分が重いときは数日休ませる
- 週に1回は「石の休日」をつくる
こうした工夫で、石とのエネルギーバランスを保つことができ、霊障のリスクもぐっと減ります。
もし霊障を感じたら?正しい守り方と対処法
パワーストーンを使っていて「なんだか重たい」「気分が落ちる」など、いつもと違う感覚を持ったときは、無理をせず、石と少し距離を置くことが大切です。
ここでは、霊障かもしれないと思ったときにできる正しい対処法と守り方をご紹介します。
浄化でエネルギーをリセットする
まず試したいのが、石をしっかりと浄化することです。
石がネガティブなエネルギーを溜め込んでいたり、持ち主の変化に影響を受けている場合、浄化によって本来の状態に戻ることがあります。
おすすめの方法:
- ホワイトセージでいぶす
- 水晶の上で一晩休ませる
- 月光にあてて静かに浄める
一度の浄化でスッキリしない場合は、何日かかけて繰り返すのも効果的です。
使うのをやめて休ませる
石が疲れている、またはあなた自身のエネルギーと一時的に合っていない場合もあります。
そんなときは、一定期間使うのをやめ、石を休ませることも大切です。
- ポーチや箱に入れて保管する
- 太陽光や人混みを避けた静かな場所に置く
- 「ありがとう」と声をかけてそっと休ませる
無理に使い続けるよりも、お互いに休息を取ることで、再び良い関係に戻ることができます。
信頼できる人に相談するのもひとつの手
自分では判断がつかない、不安が強い…そんなときは、スピリチュアルやパワーストーンに詳しい信頼できる人に相談するのもおすすめです。
- パワーストーン専門店のスタッフ
- 浄化やエネルギー調整ができるヒーラー
- 石好きの経験者や信頼できる友人
第三者の視点で見てもらうことで、石との付き合い方に新しいヒントが見つかることもあります。
霊障を防ぎながらパワーストーンと付き合うコツ
パワーストーンは、単なるアイテムではなく**“エネルギーのあるパートナー”**のような存在。
大切に扱い、気持ちよくつきあっていくことで、霊障のリスクを自然と減らすことができます。
ここでは、石とよりよい関係を築くための2つのコツをご紹介します。
石の声に耳を傾ける気持ちを大切に
もちろん、石が言葉を話すわけではありません。
けれど、「なんとなく今日は身につけたくない」「手に取るとしっくりこない」といった感覚は、石からのメッセージかもしれません。
- 気が乗らない日は無理に持たない
- 違和感を感じたら少し距離を置く
- 気持ちが通じるように“心で会話する”意識をもつ
こうした“直感に耳を傾ける姿勢”が、石との良いエネルギーの循環につながります。
定期的な浄化と感謝の気持ちを忘れずに
霊障を防ぐために最も大切なのは、やはり**「浄化」と「感謝」**です。
定期的な浄化によって石のエネルギーはクリアになり、あなたにとっての「守り石」としての役割を果たしやすくなります。
そして、どんなに小さな石でも、「今日もありがとう」「守ってくれてうれしい」と心の中で伝えることで、石はよりやさしく応えてくれます。
石を“モノ”としてではなく、“パートナー”として扱うことで、トラブルも自然と減っていくでしょう。
【まとめ】霊障は正しい知識と使い方で防げる
パワーストーンの霊障と聞くと、不安に感じる方もいるかもしれません。
でも実際には、石が悪いのではなく、使い方や相性、エネルギーの状態が関係していることがほとんどです。
大切なのは、次の3つを意識することです:
- 自分に合った石を選ぶ
- 定期的に浄化してケアする
- 石との“心のつながり”を大切にする
このように、正しい知識とほんの少しの心配りがあれば、パワーストーンとの関係はもっと穏やかで心強いものになります。
もし「少し疲れてるかも?」と感じたら、休ませたり浄化したりすることで、石もあなたもエネルギーを取り戻せるはずです。
パワーストーンは、あなたを守り、導いてくれる存在。
“こわいもの”ではなく、“信頼できる味方”として、これからも安心して付き合っていきましょう。