中古で手に入るアイテムはお得ですが、風水では「買わないほうがいいもの」もあるとされています。
物には前の持ち主の気が残るため、運気を下げてしまう可能性もあるのです。
この記事では、中古で買わないほうがいいもの風水的にNGな7選をご紹介。
避けたほうがいい理由や、どうして運気に影響するのかをやさしく解説していきます。
気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
中古で買わないほうがいいもの風水で見る基本の考え方
風水では、私たちのまわりにある「物」にもすべて“気”が宿ると考えられています。
とくに中古品は、前の持ち主の想いや運気を引き継ぎやすいとされており、選び方によってはあなた自身の運気に悪影響を与えてしまうこともあるのです。
この章では、まず風水的に中古品がどのように運気に関わるのかをわかりやすくお伝えします。
風水では“気”が物に宿るとされる
風水の基本的な考え方では、「物にはエネルギー(気)が宿る」とされます。
これは新品でも中古品でも同じですが、中古品はすでに誰かの生活や想いが染み込んだものであるため、その影響を受けやすくなるのです。
たとえば、
- 長く使い込まれた家具
- 毎日身につけていたアクセサリー
- 気に入られていたけれど処分された持ち物
こうした物には、その人の「喜び」だけでなく、「不安」や「疲れ」といった気も残っている可能性があります。
とくにネガティブなエネルギーを持つ物は、新たな持ち主の運気まで引きずってしまうことも。
つまり、物は単なる道具ではなく、見えない“気の履歴書”を持っているとも言えるのです。
なぜ中古品が運気に影響するのか?
中古品が風水的に注意される理由は、主に「気のリレー」が行われているからです。
あなたが何気なく買った中古アイテムが、前の持ち主の気をそのまま引き継いでしまう可能性があるのです。
たとえば、
- 体調不良が続いていた人のベッド
- 金運に恵まれなかった人の財布
- 人間関係に悩んでいた人の鏡
これらを使うことで、あなた自身の運気に“重さ”や“滞り”を感じることがあるかもしれません。
実際、「中古の家具を使い始めてから眠りが浅くなった」という声や、「なんとなく気が沈む」といった相談も、風水の現場ではよく聞かれます。
だからこそ、風水では**“過去の気”が残りやすいアイテムは中古で買わない方がいい**とアドバイスされるのです。
中古で買わないほうがいいもの風水的にNGな7選
ここでは、風水的に「中古では買わない方がいい」とされている代表的なアイテムを7つご紹介します。
いずれも“気”が宿りやすく、前の持ち主の影響を受けやすいものばかり。
知らずに取り入れてしまうと、あなたの運気が滞ったり、思わぬトラブルを引き寄せてしまうこともあります。
①ベッド・マットレス類
ベッドやマットレスは、1日の中でも長時間、体を直接預ける場所です。
風水では「寝ている間に気を回復する」とされており、寝具は運気を左右する重要なアイテムと考えられています。
中古のベッドやマットレスには、
- 前の持ち主の「疲れ」や「悩み」の気
- 健康状態の影響
- 見えないストレスの痕跡
などが残っていることがあり、寝つきの悪さや慢性的な疲れにつながることも。
特にマットレスは洗えないことも多く、物理的にも衛生的に問題がある場合があります。
②財布やカバン
財布やカバンは、金運・仕事運をダイレクトに左右する風水アイテムです。
前の持ち主がどんなお金の使い方をしていたか、そのエネルギーが残りやすいと言われています。
たとえば、
- 借金や出費が多かった人の財布
- お金に縁がなかった人のカバン
を使い続けると、あなたのお金の流れまで滞ってしまうことも。
風水では、財布は「できれば1年に1回は新品に交換するのが理想」ともされています。
③鏡・ドレッサー
鏡は、風水では「気を映す」「跳ね返す」作用があるとされ、非常に強いエネルギーを持つアイテムです。
中古の鏡は前の持ち主の“気”を強く映し取っているため、運気のブレや感情面の乱れを起こす可能性があります。
また、ドレッサーのように鏡が固定された家具は、毎日見るたびに影響を受けやすくなるので要注意です。
④アクセサリーや宝石類
リングやネックレス、パワーストーンなどの装飾品は、身に着けることで直接エネルギーをやりとりするもの。
そのため、前の持ち主の「想い」や「念」が宿りやすいとされています。
特に注意が必要なのは、
- プレゼントされたが手放されたもの
- 形見や恋愛に関わるアイテム
- なんとなく「重たく感じる」ジュエリー
などです。
もし譲り受けた場合でも、しっかり浄化してから使うことが大切です。
⑤ぬいぐるみ・人形
人形やぬいぐるみは、風水では**“魂が宿りやすい”特別な存在**とされています。
特に中古で購入する場合、見えない念や感情が染みついている可能性があります。
- 表情が変に感じる
- どこか目が合ってしまう
- 急に気持ちがざわつく感じがする
こんな場合は、飾るのを控えたほうが無難です。
⑥時計・腕時計
時計は「時間」を司る象徴的なアイテムで、風水では人生の流れや人間関係のリズムに関係すると言われています。
中古の時計は、前の持ち主の“時間のエネルギー”を残していることが多いため、運気の流れが乱れる可能性があります。
また、止まったままの時計を飾るのは「運気の停滞」を意味するので、注意が必要です。
⑦仏具・神棚・お守り系
仏壇や神棚、お守りなどの宗教的なアイテムは、特別な「神聖な気」が宿るものです。
中古で手に入れると、前の持ち主の家族運や信仰の気がそのまま残っている場合があります。
特に神社でいただいたお守りなどは、その人専用に祈願されたものなので、他人が持つことでエネルギーが不安定になることも。
これらは中古で買わず、必ず自分で受け取ることが理想的です。
どうしても中古で買いたいときの対処法
「どうしてもそのアイテムが欲しい」「新品では手に入らない」など、中古品を選ばざるを得ない場面もありますよね。
そんなときでも、風水的な対処をすれば運気を守ることは可能です。
この章では、風水における“浄化”と“気を整える方法”を、誰でもできる形でご紹介します。
塩・お香で浄化する方法
中古品に残る前の持ち主の“気”を払いたいときは、風水でよく使われる【浄化】を行いましょう。
手軽で効果が高い方法は、次の2つです。
1. 粗塩を使う浄化
- アイテムの周りに粗塩を少し置く(紙皿などにのせて1日)
- その後は白い紙に包んで捨てるか、水で流す
2. お香を焚く方法(白檀・フランキンセンスなどがおすすめ)
- 煙をアイテム全体にくぐらせる
- 窓を開けて悪い気が逃げるようにする
どちらも、「ありがとう」と声をかけることで、物にこもった念をやさしく手放す効果があります。
使う前に心を込めて整える
物と良い関係を築くには、「使う前に手をかける」ことも大切です。
新品ではない分、自分の気をしっかり込めてから使い始めることで、良い気の循環を作れます。
具体的には…
- 柔らかい布で丁寧に拭き取る
- 自分の名前や願いを静かに心で唱える
- 使う場所をキレイに整えてから置く
こうした習慣を取り入れることで、中古品であっても新しい気を宿し、安心して使える状態になります。
逆に中古でもOKな風水アイテムとは?
「中古は全部NGなの?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
風水的に見ても、中古でも問題がなく、むしろ良い気を引き寄せるとされるアイテムも存在します。
この章では、中古で取り入れても比較的安心なアイテムや、その理由をお伝えします。
中古でも問題ないものの特徴
風水では、次のような特徴を持つ物は中古でも運気を大きく下げる心配は少ないとされています。
- 素材が「木・布・紙」など、気を吸収しすぎないもの
- 実用品として多くの人に使われてきた物(例:本・食器など)
- 過去に悪い出来事が結びついていない物
特に書籍や観葉植物の鉢、陶器製のカップなどは、気のこもりが少なく、使いやすいアイテムといえるでしょう。
ただし、「見た目で違和感がある」「触れてなんとなく重たい感じがする」など、自分の感覚に合わないものは避けるのがベターです。
むしろ運気が回るとされる例も
一部のアイテムは、前の持ち主の良い気が“巡る”とされ、運気が上がると考えられることもあります。
たとえば、
- 骨董品や美術品
→ 長く大切にされてきた歴史があり、良い「気」が蓄積されている場合があります。 - 本(特にスピリチュアル・学びのジャンル)
→ 知識や成長の運気を引き継ぐと言われています。 - 仕事道具(成功者が使っていたなど)
→ 「縁起がいい」として受け継がれるケースもあります。
とはいえ、これらも感謝と敬意をもって扱うことが前提です。
中古であっても、扱い方次第で運気はプラスに転じていきますよ。
【まとめ】中古品は選び方と気づかいがカギ
中古で手に入る物は、価格の面でも魅力的ですよね。
ただ、風水の視点から見れば、**「どんな物を選ぶか」「どう扱うか」**によって、運気への影響は大きく変わります。
今回ご紹介したように、
- ベッドやマットレス、財布などの身につけるもの・寝具類はNG
- 鏡や人形などの気を受けやすいアイテムも注意
- どうしても使いたいときは、塩やお香で浄化
- 中古でもOKなものもあるので、見極めが大切
というポイントを意識するだけで、不要な運気トラブルを防ぐことができます。
大切なのは、どんな物でも**「ありがとう」「大切にするね」という気持ちで迎えること。**
それだけで、あなたの空間には優しい気が流れ始めますよ。
迷ったときは「この物と気持ちよく付き合えるかな?」と問いかけてみてくださいね。
今日から、あなたの暮らしがもっと心地よく整っていきますように。