「十日戎の縁起物、どれを選べばいいの?」
そんな方のために、ご利益別に意味のある縁起物の種類をわかりやすくまとめました。
この記事では、十日戎で人気の縁起物を種類別にご紹介しながら、選び方のヒントもお伝えします。
はじめての方でも安心して選べる内容です。
目次
十日戎とは?縁起物が買われる理由
「十日戎って聞いたことはあるけど、詳しくはよく知らない…」
そんな方のために、まずは十日戎の意味や縁起物が注目される理由をわかりやすくお伝えします。
お祭りの背景や風習を知ることで、縁起物選びがもっと楽しくなりますよ。
十日戎ってどんなお祭り?
十日戎(とおかえびす)は、毎年1月9日から11日に行われる、商売繁盛を願うお祭りです。
とくに関西地方ではとても親しまれており、えびす様をまつる神社には多くの参拝者が集まります。
えびす様は「福の神」として知られ、商売の繁盛だけでなく、家庭円満や漁業・農業の守り神としても信仰されています。
祭りは3日間に分かれていて、
- 1月9日「宵戎(よいえびす)」
- 1月10日「本戎(ほんえびす)」
- 1月11日「残り福(のこりふく)」
という流れで開催されます。
この期間中、神社では「笹」や「熊手」などの縁起物が並び、新しい年の福を授かるために、多くの人が訪れるのです。
なぜ縁起物を手に入れるの?
十日戎では、神社で縁起物を手に入れることで、福を呼び込む準備をするという意味があります。
「神様からの福を、目に見える形で持ち帰る」
——そんなイメージです。
なぜ毎年縁起物を新調するのかというと、
- 福を新しく「更新」する
- 1年間のお礼を込めて古い縁起物を納める
- 新しいご利益を願って、気持ちを切り替える
という意味が込められています。
また、笹や熊手などの縁起物にはそれぞれ商売繁盛・金運・健康・家族の無事など、さまざまな願いが込められていて、自分の願いに合ったものを選ぶのが風習です。
「ただ買う」だけでなく、「願いを込めて受け取る」。
それが、十日戎で縁起物が大切にされている理由です。
十日戎 縁起物 種類一覧【定番7選】
十日戎では、願いごとに合わせてさまざまな縁起物が用意されています。
ここでは、「商売繁盛」や「家内安全」などのご利益別に、よく選ばれている定番の縁起物を7つご紹介します。
意味を知って選ぶと、ご利益もより深く感じられるはずです。
商売繁盛の縁起物はこれ
商売繁盛を願う方に人気のある縁起物は、やはり「福笹」や「熊手」です。
これらは、福を集める・お金を呼び込むという意味を持っており、毎年たくさんの人が手にします。
以下は代表的な商売繁盛系の縁起物です:
- 福笹(ふくざさ):青々とした笹に、縁起物をつけて願いを込める。神主さんや福娘から授かることも。
- 熊手(くまで):福をかき集める象徴。大小さまざまなサイズがあり、お店や会社に飾る人も多いです。
- 大判・小判:金運を呼ぶ定番アイテム。笹や熊手に一緒につけられることが多いです。
- 宝船:七福神が乗った船で、たくさんの福を家や店に運び込むとされています。
これらは**「見た目が派手」なだけでなく、しっかり意味が込められた“願いのかたち”**です。
商売をされている方や、今年こそ売上を伸ばしたいと願っている方にはぴったりの縁起物ですよ。
家内安全・健康運に効く縁起物
十日戎の縁起物は、商売だけでなく、家庭の幸せや健康を願う人にもおすすめです。
とくに次のような縁起物は、毎年リピーターが多く、やさしい意味合いを持っています。
- 福箕(ふくみ):穀物をより分ける農具「箕(み)」にちなんだ縁起物。いらないものを除き、福だけを取り入れるという意味があります。
- 米俵(こめだわら):五穀豊穣・食べ物に困らないことを願う縁起物。家族の健康や食卓の豊かさを祈る方におすすめ。
- 福袋:大黒様の持つ袋をかたどったもの。幸運が詰まった袋で、子どもや家族に向けて願いを込めるのにぴったり。
商売をしていない人も、「家族が元気で過ごせるように」「無事に一年を乗り切れますように」と、身近な願いを込めて手にする方がたくさんいます。
十日戎の縁起物はどう選ぶ?
十日戎ではたくさんの縁起物が並んでいるため、「どれを選べばいいかわからない…」と迷う方も多いです。
この章では、そんな方のために、選び方のポイントやはじめての人におすすめの方法をご紹介します。
ご利益で選ぶならこのポイント
縁起物は「見た目」ではなく、「願いごと」に合わせて選ぶのが基本です。
どれも縁起が良さそうに見えますが、自分が何を願っているのかをはっきりさせておくと、選びやすくなります。
以下のように目的別に考えるのがおすすめです:
- 商売繁盛を願う方
→ 熊手、福笹、宝船など「福を集める」縁起物 - 金運アップを願う方
→ 大判・小判、金色の飾りがついたもの - 家内安全・健康を願う方
→ 福箕、米俵、福袋など「家庭の守り」の意味があるもの
たとえば、お店を経営している人なら熊手を、新年からお仕事を頑張りたい方には福笹がぴったりです。
逆に、「家族が元気に過ごせますように」と願う方は、やさしい雰囲気の福袋や福俵がおすすめですよ。
はじめての人におすすめの選び方
初めて十日戎で縁起物を手にする場合は、**「気になるものを直感で選ぶ」**のも良い方法です。
風水や神事では、自分が惹かれるもの=ご縁があるものとされることもあるからです。
それでも迷ってしまったときは、次のような選び方も参考になります:
- 神社の「福娘さん」におすすめを聞いてみる
- 縁起物の意味が書かれた札や看板をチェックする
- 自分が飾りやすいサイズ・置き場所をイメージする
また、あまりに大きな縁起物を選ぶと置き場所に困ったり、扱いにくくなったりすることも。
最初は小ぶりなものを選び、気持ちよく飾れるものを持ち帰ることが大切です。
縁起物選びは、「こうしなきゃダメ」というルールはありません。
十日戎の縁起物を買うときの注意点
十日戎で縁起物を手に入れるとき、ただ選ぶだけでなく、正しい受け取り方や扱い方にも少し気を配ることで、ご利益がより感じられるといわれています。
この章では、縁起物を選ぶときや持ち帰るときに気をつけたいポイントをお伝えします。
避けたほうがいい買い方とは?
せっかく縁起物を選ぶなら、気持ちよく、まっすぐな心で受け取ることが大切です。
混雑していたり、時間がなかったりすると、つい流れ作業のように選んでしまうこともありますが、以下のような行動は避けたほうがよいでしょう。
- 意味を知らずに「見た目」だけで決めてしまう
- 去年の縁起物を処分せず、持ちっぱなしにしている
- 人から無理に勧められて選んでしまう
特に、前年の縁起物はきちんとお礼を伝えて神社に納め、「新しい福を迎える準備を整える」ことが基本です。
また、選ぶときは慌てず、「これだ」と感じるものを大切に選んでください。
そのひとつひとつの気持ちが、縁起物に込められる“願いの力”になります。
正しい持ち帰り方と飾り方
縁起物を持ち帰るときにも、いくつかの心がけがあります。
大切なのは、「福をいただいたもの」として丁寧に扱うことです。
持ち帰る際は:
- 袋の中にぎゅうぎゅうに詰め込まず、余裕をもって運ぶ
- できれば玄関や入口を通る際に、心の中で「福が入ってきた」と意識する
- 雨や汚れに注意して持ち帰る
飾る場所も重要で、以下のようなポイントを意識しましょう:
- 玄関やリビングなど“人の気がよく流れる場所”がベスト
- 目線より少し高めの位置に、きれいに飾る
- ほこりがたまらないように、こまめに手入れする
神棚があるご家庭なら、そちらに飾ってもOKですが、大切なのは「感謝と願いを込めて、ていねいに飾る」ことです。
福を呼ぶ縁起物ですから、ぞんざいに扱わず、感謝の気持ちで飾ることで、その場の空気も自然と整っていきますよ。
【まとめ】十日戎の縁起物で運気UP
十日戎は、商売繁盛や家内安全を願う大切な年始の行事です。
縁起物を選ぶことで、ただのお祭りではなく、新しい1年に「願い」を込める時間にもなります。
初めての方でも、自分の願いに合った縁起物を選べば、それだけで気持ちが前向きになるはずです。
どれを選んだとしても、そこに“感謝”と“願い”を込めることが、いちばん大切なポイントです。
「今年は良い1年にしたい」
「何か新しい福を迎えたい」
そんな気持ちが芽生えたなら、ぜひ十日戎に足を運んで、あなただけの縁起物を迎えてみてください。
その小さな行動が、きっと1年の福を呼び込む一歩になるはずですよ。